絵画教室 アトリエサガン(東京・恵比寿)
トップページ展覧会情報SAGAN EXHIBITION REVIEW・「ゲッスイトリエンナーレ'16」展








サカイクラスのクラス展「ゲッスイビエンナーレ'16」が開催されました。
3年ぶりの3回目となる会場は、さらに充実したものになりました。
次回にむけて、今後も、日々坦々と頑張っていく所存です。
 


会場:目黒区美術館・区民ギャラリー (目黒)
<搬出にあたっての集合写真>



「ゲッスイトリエンナーレ'16によせて」


 3回目のゲッスイトリエンナーレ。毎日考えて描くことを掲げてポールを立てたのが1回目、自らの表現を求めてフラッグを上げたのが2回目。そして、今回はフラッグをたなびかせなければならない。

 気をゆるすとアトリエ内に「センスがいい」とか「才能がある」といった言葉がはびこる。それがなんたるかを、はっきりと理解しておく必要がある。毎日コツコツと自らの表現に向かって制作していくと、長い時間と年月をかければ、スバラシイ作品を作ることが出来る。が、中には簡単にチャチャッとこなし、短時間で作業ができる者がたしかにいて、それに対する畏敬の念で、センスとか才能とか言いたくなる。しかしチャチャッとであれ、長い作業の結果であれ、出来上がるという事実は一緒。センスや才能という言葉は、毎日コツコツと制作をしていない者、つまり何も出来上がらない者が、自分を擁護しているに過ぎないのだ。

 正直いえば、確固たる信念をもってアトリエに参加した方は少ないのではないだろうか。多くの場合、偶然のきっかけからこのアトリエに参加し、その折に絵に魅せられ、ふと、ある時、制作することからたくさんの大切なことを学んでいる自分に気づいたのではないだろうか。

 結局日々の制作活動なくして、ポールに掲げたフラッグはたなびきはしない。
 さて3回目のゲッスイどうだろう? 

サカイトシノリ



個展スペース
川合節展  


ウォールスペース
中村勝子展
山嵜容子展
田辺敦子展
飯嶋哲子展  
永吉史尚展
植田浩子展 展示作業
   


大部屋スペース
 
 
       
グループ展1
 出品作品
グループ展2
 出品作品
会場写真1 会場写真2  

*前々回の「ゲッスイトリエンナーレ’10」はこちらです。
*前回の「ゲッスイトリエンナーレ’13」はこちらです。

ゲッスイトリエンナーレ'16 展

2016.10.5〜10.10 ■目黒美術館ギャラリー全室(目黒)


ゲッスイ展/絵画教室 アトリエ・サガン